沖縄・島人の歴史@夏風・沖縄文庫[6]

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ようやく読み終えた分厚い本。

ジョージ・H・カー(1911~1992)
というアメリ人が書いた沖縄の歴史。
その和訳です。
待望の初訳ということです。

沖縄や日本のことを、
アメリカ人という第三者から見た歴史がつづられています。
よくこれだけ詳しい沖縄の歴史を網羅的に、
そして全体的に描いたものだと思います。

まだ歴史もない時代の沖縄の列島。
そんな島々に人々が新天地を求めてやってきた時代から、
1945年、沖縄がアメリカの施政下になるまで。

そんな一頁ずつ少しづつ読み進めていくと、
沖縄の歴史を追体験しているような、
大きな時の流れの物語を読んでいるような、
そんな気持ちになりました。

実はこの本。
初めて日本語に訳されたということですが、
1956年に琉球列島米国政府の発行による、
「琉球の歴史」ジョージ・H・カー著の日本語訳が出版されているのです。
2年ほど前だったか、
那覇のとある古本屋で発見し購入したのでした。
それが写真の赤い本です。
少しばかり読み比べると結構、
表面的な言葉の訳が違っていて、
同じ本なのだろうかと思ってしまうほどです。

読むのに時間はかかりましたが、
沖縄の歴史がよく分かって、
なかなか面白い本でした。

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沖縄 島人の歴史
ジョージ・H・カー 著/山口栄鉄訳
勉誠出版 
定価 7,560円 (本体7,000円)


1958年に米国で出版されて以来、
国際的な沖縄史研究の古典的名著となっている、
「OKINAWA:The History of an Island People」を初めて日本語訳。
戦後、沖縄が外国人の視点からどう見えていたのかを示す貴重な研究書。
神話の時代から終戦まで、丹念に沖縄の歴史を追う。


目次

第I部 中山―東海の独立王国
第1章 神代時代より一三一四年まで
第2章 葛藤の一世紀 一三一四~一三九八年
第3章 中山国最良の日々 一三九八~一五七三年

第Ⅱ部 弧 立―「遠海の孤島」
第4章 大陸の戦争と独立の喪失 一五七三年~一六〇九年
第5章 孤立化の時代 一六〇九~一七九七年

第Ⅲ部 二つの世界の挾間にあって
第6章 防波堤としての琉球弧 一七九七~一八五三年
第7章 「禿鷹」と「ハツカネズミ」―沖縄におけるペリー 一八五三―一八五四年
第8章 日本国、沖縄人を「保護」 一八五五~一八七八年

第Ⅳ部 沖縄県―辺境の領地
第9章 琉球王国の終焉 一八七九〜一八九〇年
第10章 日本国の同化政策 一八九〇〜一九四〇年

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